昨日、職場でこんな会話を耳にしました。
「宗教って怖いよねー」って。
日々のニュースでもみなさんご存知のとおり、世界では宗教対立による紛争が絶えません。宗教の名の下に人を殺すことも出来てしまうので確かに怖いです。
なので日本人には宗教と聞くだけでアレルギー反応を示す人が多くいることも理解できます。この日記を読んでくれている人の中にも多数いるのではないでしょうか。
そもそも宗教とは?
「宗(むね)となる教え」と書く訳でして、言い換えれば「よりどころ」と定義できるのではないでしょうか。だとすると、誰でも宗教を持ち合わせていることになりますね。
お金、名声、健康、若さ、美しさ、家族や人の優しさ…。大抵の人が「よりどころ」とするものはこんなところではないでしょうか。
仏教には「無常」という思想があります。
何事も移ろい行くものです。我々が「よりどころ」とするものも例外ではありません。その移ろい行くものを「よりどころ」にしているが故に右往左往、我々は振り回されているのです。
あなたが「よりどころ」としているものは、本当にあてになりますか?